本年度も,「家族の絆、保護者への感謝の気持ち、親子のふれあい、いのちの大切さ、わが子の成長への感動・感謝」を短い言葉や文章に謳い込んだ心温まる秀作が,多くの児童・生徒・保護者から寄せられました。
お陰様で無事、審査会を終了いたしました。応募数の内訳、上位入賞者は、以下に掲載いたしました。入賞された皆さんに心からお祝いを申し上げますとともに、入賞は逃したけれど、一文字一文字を大切にしながら一所懸命に考え、応募してくださった「世界に一つしかない作品」に心からの敬意を表します。
また,学校・市町村をあげて「楽しい子育て」キャンペーンに取り組んでいただいていることに対しても感謝申し上げます。
これからも、家族の思いを,日々大切にしながら次代を担う子どもたちがすくすく成長していかれることを祈念しているところです。
鹿児島県PTA連合会は子どもたちの健全育成をいつも応援しています。
審査いただいた先生方からは,次のような講評をいただきました。
小学校の部
- これまで、母親を題材とする作品が多かったが、今回は、祖父母をテーマにした良作が多かった。
- コロナに抑制されたここ数年から、今回は従前の"一家団らん"(食卓を囲む場面)を取り上げる作品が戻ってきた。
- 子どもが親に感謝するだけでなく「話を聞いてほしい」という願いを書いた作品も数点あった。
- 保護者と一緒に遠足の弁当を作ったり、夜中に洗濯をする母親への気付きを表現したりする高学年らしい感性の作品がみられた。
- 全体的に、作品のレベルは例年以上に高く、その子らしい家族の見方が、素直な言葉で表現されていると感じた。
中学校の部
- 家族や家庭に対する思いを綴ったものが多かった。
- 思春期ならではの子供の心の動きが表現できていた。
- 特に、日頃の(付き合い)ふれあいの多い母への想いや感謝の気持ちを綴っていた。日頃のおもいを素直に表現しているものが多かった。
- 三行詩の特徴が十分に理解されずに、散文のような形式になっているものもみられた。
一般の部
- 保護者ならではの思いが伝わる作品が多かった。
- 焦らずに見守る姿勢が、親子の絆を強くすると感じさせた。
- 子育てに疲れても、前向きな保護者を感じさせる作品が多かった。
- 今年は、男性の力作が目立った。子育てに対する男性の自然な参加が喜ばしかった。
- 地域によって応募数に差がみられた。
- 英語の作品も良かった。
令和6年度 楽しい子育てコンクール(三行詩)応募数
小学生の部 |
中学生の部 |
一般の部 |
705点 |
323点 |
157点 |
2024年8月26日