令和5年9月8日(金),令和5年度市郡P連会長会を実施しました。
この市郡P連会長会は,各市郡P連のPTA活動がさらに充実するよう,市郡P連の課題や解決に向け,市郡P連会長がお互いに繋がり語り合える場を提供したいということから実施しているものです。
研修1においては,コロナ禍後において,停滞していた各市郡P連活動において歩みをとめない工夫した取り組みについて,西之表市PTA連絡協議会と鹿屋市PTA連絡協議会から発表していただきました。西之表市PTA連絡協議会においては,小・中・高・地域がつながった市P連や単位PTAの各種活動の紹介を通し,児童生徒の「自立する力」の育成をめざしたPTAのあり方について発表していただきました。
鹿屋市PTA連絡協議会においては,これまで当たり前だと思い実施していた事業のあり方を見直したり,PTAへの見方を変えることから,活動の意義を見直したりする取組について発表していただきました。子どもとの関わり方,大人としての資質向上の在り方,保護者・学校・地域・関係機関との繋がり方等,今後のあり方について多くの提案がなされました。
研修2においては,各市郡P連の課題について,県内の異なる地域の会長によるグループワークを行いました。各グループでは,今後のPTA組織のあり方や諸会議・活動の活性化,少子化等に伴う会員減少などが協議題として取り上げられ、研修1も参考にされながら活発な意見交換が行われました。
また,区域別連絡会においては,今後の区域内の会長同士の具体的な連携について話し合われるとともに,それぞれの事務局との連携・情報伝達のあり方について再確認なされました。様々な区域の現状をさらに進めるための有意義な時間となりました。
最後に県教育庁社会教育課の駿河純社会教育主事兼専門員から講評がありました。PTAの本質や目的を見つめ直すことから会員のまとまりや意欲的な活動へつながることや家庭や地域が一体となって子どもたちと真っ直ぐに向き合うことの大切さなどについて具体例を示していただきながら,多くの御示唆をいただきました。
各市郡P連の要である会長をはじめ各役職にある方々が,PTA活動の在り方や今後の運営について,振り返る機会が提供できました。
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研修1 市郡P連の事例発表の様子 | 研修2 グループワークの様子 |
2023年9月14日