鹿児島県PTA連合会 -目を合わせ、教えることを通して-

 ７月25日と8月3日に、塩田知事、東條県教育長に対し、高等学校等卒業予定者のための県内就職支援をお願いするとともに、鹿児島労働局と経済団体４団体に対し、県連合校長協会と合同で県内就職支援の取組みを要請しました。
 鹿児島労働局から発表された令和４年３月卒業生の就職内定率は前年度を0.1%上回る99.5%と引き続き高水準で推移しており、県内就職割合は統計を開始した平成元年度以来初めて６割を超える60.9%との発表がありました。
 国においては、高校卒業者の就職に係る一人一社制の在り方について、生徒ファーストの視点で検討されるとのことです。経済団体からは、「原材料の高騰等で、不況になる可能性があり、今年ほどの売り手市場にならないかも知れない。出前事業やインターンシップを通して、地元企業の業務内容を知って貰う取組みを行っている。官・民連携して、スタートアップ企業への支援の取組みを行っている。早期に転職されると、人材育成に投資したことが無駄になるので、研修等の充実に努めたい。」などの意見も聞かれました。就職は人生の大きな節目です。都会への憧れや給料の高さだけで決定するのではなく、１０年後の自分がその会社でどう活躍できているかを想像しながら、希望・適正にあった就職を実現し、ミスマッチによる早期離職を防止する観点からも、この機会に、親子で、「就職する」ことについて、「働く」ことについて、じっくりと話し合ってみてはいかがでしょうか。

塩田知事への要請（7月25日）

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