本年度は,「家族の絆、楽しい我が家、いのちの大切さ、わが子の成長への感動・感謝」を短い言葉や文章に謳い込んだ心温まる秀作が,多くの児童・生徒・保護者から寄せられました。
お陰様で無事、審査会を終了いたしました。応募数の内訳、上位入賞者は、以下に掲載いたしました。入賞された皆さんに心からお祝いを申し上げますとともに、入賞は逃したけれど、一文字一文字を大切にしながら一所懸命に考え、応募してくださった「世界に一つしかない作品」に心からの敬意を表します。
審査いただいた先生方からは,
小学校の部
- 保護者から子供への意欲をかきたてたり,ワクワクさせたりするような言葉かけの作品が多く見られた。一方で子どもが保護者に対して,楽しく声かけ励ましている作品もあった。わずか三行の中に,家族の情景が浮かび,ほほえましかった。
- 子ども自身が,家族の一員としての役割を担ったり家族全員で協力し合ったりする様子を詠んだ作品が増えてきた。
- 家族で約束ごとを作って,絆を深めていく姿を詠んだものも多かった。
中学校の部
- 学校・市町村をあげて「楽しい子育て」キャンペーンに取り組んでいただいていることに感謝したい。
- 押韻やリフレイン等,表現を工夫して,読み手の心に訴えてくる作品が多数あった。
- 三行詩を書くことで、父や母、兄弟等に対して日頃思っていても口に出して言えない感謝の気持ちを述べていた。
- 中学生の複雑で微妙な心情をユーモアとウィットにとんだ表現で読む者をくすっと笑わせる作品が目についた。
一般の部
- 親も子も,心のこもった会話があって,成長できると改めて感じさせる作品が多かった。
- 言いたいことは理解できるが,"詩"としては,もう少し工夫が必要な作品があったのは惜しまれる。
- コロナ禍が続く中,家庭の団らんを大事にしようとする姿が,さらに多く見られるようになった。
また,学校・市町村をあげて「楽しい子育て」キャンペーンに取り組んでいただいていることに対しても感謝申し上げます。
これからも、家族の思いを,日々大切にしながら次代を担う子どもたちがすくすく成長していかれることを祈念いたします。
鹿児島県PTA連合会は子どもたちの健全育成をいつも応援しています。
令和4年度 楽しい子育てコンクール(三行詩)応募数
小学生の部 |
中学生の部 |
一般の部 |
1,613点 |
674点 |
476点 |
2022年8月20日