9月4日(木),自治会館で県PTA連合会と県退職校長会との意見交換会を行いました。県P連からは会長・副会長13人が,退職校長会からは会長・副会長・常任理事など20人が参加しました。
両会長の挨拶・出席者紹介の後,県P連野村副会長の司会で,①地域ぐるみでの青少年育成の推進,②薬物乱用や携帯・スマホに関するPTAの取組と学校及び警察・児相との連携,③退職校長会による教育支援活動への提言・要望,について意見交換を行いました。
地域全体で子どもたちの育成に取り組むことの大切さは指摘されていますが,実際には子育て中の世代と子育てが終わった世代の交流が活発とは言えない状況です。意見交換では,学校が行う資源回収がきっかけであいさつを交わすようになった例や,親子で地域行事に参加することで世代間交流が進んだ例などが紹介されました。
薬物乱用やケータイ・スマホの問題については,各家庭の実態や県Pの取組を紹介しました。「様々な問題点が指摘されているが,要は心の教育の問題である」という意見に一同深く頷きました。
最後に,退職校長会から,「各地域の退職校長会にはスマホにない知恵があり,学習指導や見守り活動などの実績もある。PTAからのアプローチがあれば動きやすいのでぜひ活用してほしい」という紹介がありました。
退職校長会との意見交換会(9月4日) |
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