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第19回鹿児島県PTA研究大会大島大会が開催されました

 12月7日(土),県内各地から1,000人を超える会員が参加し,奄美市内の5つの会場で県PTA研究大会大島大会が開催されました。
 今年は奄美群島日本復帰60周年の節目の年に当たり,開会式が行われた奄美市文化センターには,復帰運動の様子など当時の写真が多く展示され,参加した皆さんは興味深そうに見入っていました。
 アトラクションは赤木名中学校3年生の楠田莉子さんの島唄と大島高校応援団。楠田さんは,日本民謡大賞少年の部で最優秀賞を獲得するなど多くの賞を受賞しており,当日も素晴らしい声で聴衆を魅了してくれました。また,大島高校応援団は一糸乱れぬ演武を披露し,伝統がしっかり継承されていることを示してくれました。
 開会式に引き続き,文部科学省初等中等教育局前主任視学官の田中孝一先生による講演がありました。演題は「一人一人の『命』を守り育てる」です。変化し続ける社会の中で,地域の文化と伝統を継承しながら,グローバル化する時代を生きる子どもたちを育てるには,学校や地域を支えるPTA活動の意義はますます大きくなっていくことを,改めて実感させられました。
 午後は分科会でした。第1分科会は「子ども参画シンポジウム」で,第1部は小学生による意見発表,第2部は中・高生によるパネルディスカッションです。子どもたちの大胆な発想や瑞々しい感性,堂々とした発表ぶりに,会場から盛んな拍手が送られました。また,第2から第5の分科会では,具体的な取組をもとにした提言が行われました。意見交換も活発で,参加した会員の皆さんもきっと満足されたことと思います。
 本大会の実施に尽力してくださいました,岡村学大会実行委員長はじめ実行委員会の皆様,地元の各教育委員会の皆様,大島教育事務所の皆様,その他大会運営にご協力くださいましたすべての皆様に,心から感謝申し上げます。

20131207大島高校応援団.jpg 20131207子ども参画シンポジウム.jpg
大島高校応援団 子ども参画シンポジウム
2013年12月11日

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