鹿児島県PTA連合会 -目を合わせ、教えることを通して-

　11月２日（土）大島高等学校和親館において大島地区の高等学校ＰＴＡ会員及び特別支援学校のPTA会員約125人が参加し開催されました。
　研修第１部（教育講演）では（株）楠田書店顧問の楠田豊春氏による「日本復帰60周年に思う」と題して，戦後，奄美が日本から行政分離されたことは何を意味するのか，またそのことによって奄美の人々は，どのような苦境におかれたかや泉芳朗氏の活動などを交えて，当時の状況を講話されました。特にこれから新しい時代を創造する青少年にその実態を知ってほしいと90歳とは思えないかくしゃくとした姿でお話をされました。
　研修第２部（グループ討議）では全体テーマを「復帰60周年新たなスタート」～子どもたちの未来のために～とし，分科会テーマを　①島外へ出て行く子どもたちへのアドバイス　②家庭学習や部活動等への保護者の関わり方について　③家庭における携帯電話のルールや有効的な活用について　④進路指導・キャリア教育とPTA　の4本として，１２のグループに分かれ，それぞれのグループが一つのテーマについて討議をしました。各グループでは，現状や課題の分析，どのように保護者・PTAが取り組めばよいかなどの活発な意見交換が行われ，分科会後には全体会で各グループから報告がなされ，お互い情報を共有することができました。
　研修会終了後は会場を移して教育懇談会が行われ，各校紹介ではおおいに盛り上がり，さらに奄美群島の高等学校・特別支援学校の情報交換が進み，昼・夜とも充実した有意義な研修会でした。準備やおもてなしなど，担当の大島高等学校のＰＴＡ会員の皆様ご苦労様でした。来年は喜界高等学校が当番です。よろしくお願いします。

＜グループ討議＞	＜全体会報告＞

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