9月28日(土)曽於市末吉総合センターにおいて大隅地区の高校PTA会員約300人が参加し開催されました。最初に,末吉高校吹奏楽部による「あまちゃんのテーマ曲」などの演奏によるアトラクションの後,開会行事が行われました。
記念講演は鹿児島心理オフィスの冨田恵子先生の「高校生の心の健康とそれへの眼差し」と題して講話があり,「自己同一性の獲得」,「OKグラムによる自己分析」,「わが子の現状をとらえる尺度」,ロールプレイによる「言葉かけで確かな眼差しに」と盛りだくさんの内容でしたが,子どもの実態把握とどのように声を掛けるかのヒントを学ぶことができました。
事例発表においては,高山高校からはPTA会員の減少,家庭環境の変化によるPTA活動の低迷に対して,全員参加のPTA活動を目指し,組織の見直しを行い,以前より活動内容が明瞭になったこと等の成果と課題が報告されました。
続いて2校目の岩川高校からは,交通安全指導,PTAOBのおやじの会等も参加する奉仕作業,物品バザー・食品バザー等や岩高有美プロジェクト「岩高やごろう塾」の取り組みが報告され,学校・PTA・地域が一体となって生徒の健全育成を支援している状況が報告されました。
両校とも平成27年度閉校予定で,会員が減るけれどもPTA活動にメリハリをつけ有終の美を飾れるよう頑張っていこうとの決意もなされました。中身の濃い充実した時間でした。
準備やおもてなしなど,担当の末吉高校のPTA会員の皆様ご苦労様でした。
開会行事 | 冨田先生の講演風景 |
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高山高校の取り組み | 岩川高校の岩魂帽子 |