8月28日(水),県内の市郡P連から母親委員23人が参加し,平成25年度第1回目の母親委員研修会が自治会会館で開催されました。
今回はメインテーマを「スマホ時代の子どもと携帯問題にどう取り組むか?」とし, 午前は県教育委員会義務教育課の辻慎一郎主任指導主事兼企画生徒指導係長による指導講話,午後は全体での協議が行われました。
指導講話で,辻先生は新聞記事や調査データを示しながら,スマホは電話機能のついたパソコンであること,課金トラブルやネット依存などの問題が起こっていること,本県でもトラブルを体験したことのある子どもが7,000人以上いることなどを,ご自分の子育て体験をもとに,ユーモアを交えてお話くださいました。特に,情報モラルを身に付けるには,挨拶や思いやり・言葉遣いなど,日常生活でのモラルが前提であるという言葉が印象的でした。
午後の全体会は,最初の自己紹介だけで1時間以上かかり,グループ討議の時間がなくなるほど大いに盛り上がりました。ほとんどの方が初めての参加で,互いに初対面だったにもかかわらず,すぐにうち解け,家庭でのケータイ事情や子育ての悩み,単Pや市郡Pでの取組など話題は尽きず,とても有意義な研修会になりました。1月に開催される第2回目では,各市郡における母親委員会の実施状況等の情報交換を行うことにしています。
辻企画生徒指導係長による基調講演 | 全体会での協議 |
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