7月20日(土),県P連と県連合校長協会との連絡会が,県P連から会長・副会長及び常任委員長など21人,連合校長協会からは各校種の正副部会長など18人が出席して開催されました。
それぞれの会長の挨拶・事業概要等の説明の後,土曜授業,自転車事故防止の対応,学校への様々な要求の現状について意見交換を行いました。
土曜授業については,学力向上や授業時数の不足などから,土曜日も授業ができるよう見直しを求める声があり,現在,国において検討が進められています。この日の意見交換では,「学校ではギリギリの時数で実施している。土曜日が活用できれば学校行事や体験活動が充実できる。」「10年前に比べ共働き家庭が増えている。親としては土曜に学校があるとありがたい。」などの意見が出されました。また,「土曜日を休みにするということは,社会全体で子どもの教育を担うという意味があった。保護者としての考えを整理する必要がある。」との意見も出されました。
自転車の問題については,小学生による加害事故に対する高額の損害賠償を命じる判決があったことから,子どもたちが被害者はもちろん加害者にならないための指導が必要であるとの問題提起がありました。学校の取組が紹介されるとともに,親自身が必要な情報を知るため,警察などに協力をお願いして,ネット等による情報提供も必要だとの意見が出されました。
学校に対する様々な要求については,「学校に非がある場合が多く,丁寧に話を聞いて対応している。ただ,言い方が非常に強烈な場合があるため,間違いのないよう必ず複数で対応している。」とのことでした。
鹿児島県PTA連合会と鹿児島県連合校長協会は,それぞれ学校種を超えて組織された団体で,これは全国で鹿児島県だけです。連合体の長所を最大限生かせるよう,今後も連携を強化して,子どもたちのために手を携えて取り組んで行きたいと思います。
県連合校長協会との連絡会(20日) |
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