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報告「平成24年度 北薩区域高等学校PTA研修会」

県P副会長 石躍 隆利

 平成24年11月24日(土)出水市音楽ホールにおいて,『21世紀を担う子どもたちに自ら生きる力と豊かな人間性を育むために,地域・学校・家庭はどう連携すべきか。』を研究主題として,標記の研修会が開催され,北薩区域の高等学校・特別支援学校PTA会員約400名が参加しました。
 まず,2つの高等学校より事例発表があり,最初に川内高等学校PTAより「川高PTAはいつも子どもたち・先生方の応援団!」~平成23・24年度のPTA活動の実績報告~と題として,最大の学校行事である30km強歩大会においては,PTAが準備から当日の食べ物や飲み物の提供を行うなど,いろいろな学校行事に積極的に参加し,子どもたちと行動をともにすることで,保護者・先生・子どもたちとの連携がより一層深まっていく様子が報告されました。
 続いて,出水工業高等学校PTAより「出水工業高等学校のPTA活動と学校の取組み」と題して,『子どもたちに欠席・遅刻をさせない』『服装違反をさせない』『夜間外出・外泊をさせない』というPTA決意宣言を行い,実践していることや専門部としては,珍しい女性部が,体育祭での民謡・ハンヤ節,フォークダンスや物品バザーの様子が報告されました。
 最後に,「『巣立ち』のために親が一緒に歩むということ」と題して,県教育委員会スクールカウンセラー芝原祥三氏による講演があり,表現力の弱い子が増えていることやどこまで親は面倒をみるべきか考える必要があると話され,また,子どもの「決める力」を伸ばすために,子どもたちが安心して,葛藤し,自立に向かうことができるための環境をいかに,大人がつくっていけるかが課題だと熱く語られ,親の役割について考える大変充実した研修会となりました。
 当番校の野田女子高校PTAの方々ご苦労様でした。また,おいしいお茶等ありがとうございました。

事例発表.jpg 講演会_芝原祥三_氏.jpg
(事 例 発 表) (講演会  芝原 祥三 氏)
2012年11月27日

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