10月20日(土)垂水市において,第18回鹿児島県PTA研究大会大隅大会が開催されました。直前まで台風21号の影響が心配されましたが,一転好天に恵まれ,約1000名の参加を得て,無事大会が開催されました。アトラクションでの新城小学校児童28名による元気な「新城鎌ん手踊り」,開会行事に引き続き,全体会の講演では,文部科学省生涯学習政策局社会教育課地域・学校支援推進室連携支援係長「長田 徹」先生に「今こそ,学校・家庭・地域の絆を深めよう」という演題でご講演をいただきました。東日本大震災での実体験に基づいた厳しい現実のお話や,その中で,子どもたちやPTA会員が地域の大人たちを勇気づけていく様子が克明に語られ,会員に大きな感動を与えていただきました。
昼からは5会場で分科会が開かれました。第1分科会では日中友好「少年少女の翼」参加者2名と大隅区域小・中・高校代表20名による「子ども参画シンポジウム」が,第2~5分科会ではそれぞれの課題について提言を基に活発な討議,意見交換がなされました。最後に,これらの成果を各単位PTAに持ち帰り,今後のPTA活動に活かすことが確認されました。
次年度第19回県PTA研究大会は奄美大島で開催(期日未定)される予定です。多くの会員の参加を期待します。
各分科会の提言校は下記のとおりです。 | |
・ | 第2分科会「組織・運営」 鴨池中PTA、鹿屋養護学校PTA |
・ | 第3分科会「健全育成と地域活動」菅牟田小PTA、川薩清修館高校PTA |
・ | 第4分科会「家庭教育」牛根小PTA、郡山中PTA |
・ | 第5分科会「健康・安全」桜山小PTA、鹿屋中PTA |
(平成24年10月22日) |
全体会場(垂水市文化会館) | 長田徹先生 講演 |
子ども参画シンポジウム | 分科会 |