「地域に根ざしたPTA活動をめざして」 |
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石躍 隆利(県P副会長) |
平成24年9月22日(土),肝付町文化センターにおいて大隅地域15の高等学校から,約400名の会員が参加し,標記の研修会が開催されました。 アトラクションでは,創立11周年を迎える高山吹奏楽団よる「上を向いて歩こう」外3曲の演奏が披露され,場が和みました。 記念講演は,「人間万事塞翁が馬」と題して,元鹿児島県PTA連合会会長伊地知紘徳氏による講演があり,自分の失敗(落選)談を基に,失敗は与えられた試練だと思い,これをしたたかに乗り越えていくという強い意志と努力があれば克服できる。そして自分が経験したPTA活動を通して,自らの学びを高めることができたこと。さらに,この経験を子育てが終わり,PTAを卒業したあとは,地域の中に入っていき,PTAのネットワークを活かして地域に恩返しすることが大切であるとれ話されました。 事例発表においては,南大隅高等学校が「学校・保護者・地域による三位一体のPTA活動」をテーマに小規模校ならではの学校・保護者と地域が一体となり,生徒一人ひとりの人格を尊重し,国際感覚に溢れ,時代の進展に貢献できる人格育成に努めている様子が地域清掃活動,地域行事へのボランティア活動として報告されました。 2校目の尚志館高等学校は,大隅地域だけではなく,都城市をはじめ,県外の生徒が多数在籍しており,また,看護科をはじめとする専門課程を持った高校の特色のあるPTA活動として,PTA交流会としてのグランドゴルフ大会,毎年2月に開催されている3年生保護者会などが,報告されました。 学校・保護者・地域との連携について示唆に富む話が多く,大変有意義な研修会でした。当番校の高山高校のPTAの方々ご苦労さまでした。ありがとうございました。 次年度は末吉高校が当番です。よろしくお願いします。 |
講演 伊地知 元県P会長 | 事例発表 |