先日7月17日(火),鹿児島県知事,県教育長及び鹿児島労働局長に対して,経済団体等への就職採用枠拡大と雇用促進の働きかけのための要請をお願いしたのに続き,7月24日(火)には経済5団体(鹿児島県経営者協会,鹿児島県商工会連合会,鹿児島県中小企業団体中央会,(社)鹿児島県工業倶楽部,鹿児島県商工会議所連合会)に対し,就職採用枠拡大の要請を行いました。外城戸会長は「郷土の貴重な人材の流失を阻止するためにも,一人でも多く採用されますように,会員企業の方々に採用枠の維持・拡大をお願いしますとともに求人活動を少しでも早めにしていただきたい。」などと要請をしました。
経済5団体からは「要請の趣旨はよく理解している。景気動向がなかなか厳しいが,地元採用が基本であるので,会員企業に広報紙等を通じて採用の働きかけをお願いしていきたい。」と回答がありました。
意見交換で,最近の就職状況の特徴や,「企業は優秀な人材を採用したいと考えている。求人数が求職者数を上回っているのに,未就職卒業者があるということは,ミスマッチもあるかもしれないが,家庭での語り込みや学校での進路指導の充実も必要なのではないか」という企業側の指摘もありました。これに対し,「指摘の通り勤労に対する考え方が不足しているのも事実であり,今後家庭での親子の話し合いや,学校での進路指導を充実したい」と答えるなどしました。 (平成24年7月24日)
就職枠拡大の要請書を渡す外城戸会長 (7/24) | 意見交換を行う県P連役員 (7/24) |