心をつなげよう!「夢・希望・そして未来へ」を大会スローガンにした九州ブロック研究大会北九州市大会は,10月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり,約9,700人が参加し,盛大に開催された。 1日目は,10会場での分科会があり,それぞれ実践発表やパネルディスカッションなどが行われた。第4分科会でのミニ講演では,横山正幸福岡大学名誉教授の「子どもの心の力を育てる遊びの意義をしっかりと認識し,地域での子どもの遊びの活性化のためにPTAの積極的な働きかけを」と強調された。また,南さつま市金峰中学校PTA(第2分科会),日置市立妙円寺小学校PTA(第4分科会)ともに,地域との絆・連携で子どもを育てる取組を発表された。 2日目は,表彰式・全体会に続き,NPO法人ロシナンテス代表の医師川原尚行氏の記念講演があった。内戦の地アフリカのスーダンと東日本大震災の被災地・宮城県名取市を行き来しながら,両地域の復興に向け活動されている映像に深く感銘を受けた。「子どもの笑顔が大人の元気につながる」との思いから,絵を描く,歌を歌う,サッカーをする,そして寺小屋での勉強など,子どもの心を前向きに導いていく活動に「大変ではあるが,今,自分にできることをやっているだけ」と爽やかに話された表情が印象的だった。最後に,この大会のエールソング「七色の絆たち」の大合唱のも心奪われ,感動・そして元気をもらった大会となった。
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第4分科会 | 表彰式 |