鹿児島県PTA連合会 -目を合わせ、教えることを通して-

　「きんさい！みんさい！やりんさい！子どもたちの笑顔のために」を大会スローガンにした第59回日本ＰＴＡ全国研究大会ひろしま大会は8月26日・27日，広島市を中心に盛大に開催されました。全国各地から多くの会員が集まり，本県からも会長をはじめ役員・会員など計１６名が参加しました。
　初日は10会場に分散しての分科会があり，それぞれ基調講演，実践発表やパネルディスカッションなどが行われました。第2分科会の基調講演では藤波辰爾氏が「藤波流子育て」と題して，我が家の子育て体験をもとに「親子の会話やスキンシップを大切する。礼儀作法の指導を徹底する。」など，夫婦共通理解のもと変わらぬ姿勢で“子育てに心をかける”ことの大切さを話された。
　２日目は記念講演と復興支援コンサートがあり，講演では著書「五体不満足」で知られる乙武洋匡氏が「みんなちがって，みんないい」と題して，小学校教諭としての体験談をユーモアを交えながら述べられた。その中で，「大人・教師の仕事・責任として，①子どもの良さをみつけること。②それを褒めて自信をつけてあげること。③その子の良さを周囲に伝える。」，「誰にだってできること，できないことがある。そこをお互いに補い合って，支え合って生きていくことが大切。」と訴えられ，感銘を受けることであった。なにはともあれ，心が洗われた感動の大会であった。

全体会（開会式）	アトラクション
分科会（第２分科会）	基調講演

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