高校生の来春の採用状況は3月11日の東日本大震災の影響,節電対策の影響及び円高による景気動向の先行きの不透明さから採用計画の策定が遅れている企業が目立つといわれています。
そのため,8月4日,県PTA連合会では経済5団体に対し,就職採用枠拡大の要請を行いました。外城戸会長は「郷土の発展を担う若者のため,一人でも多く採用されますように,会員企業の方々に採用枠の維持・拡大をお願いします。」などと要請をしました。
経済5団体からは「景気動向がなかなか厳しいが,優秀な若者が地元に残って,地元の活性化に頑張ってほしいので,会員企業に広報紙やホームページを通じて採用の働きかけをお願いしていきたい。」と回答がありました。
意見交換で,定着率が悪い実態もあるので,PTAとしても働くということはどういうことかなど,もっと親子で職業観,勤労観についての対話が必要ではないのかという話題が出ました。
また,8月8日には鹿児島県知事,県教育長及び鹿児島労働局長に対して,経済団体等への就職採用枠拡大と雇用促進の働きかけのための要請をお願いいたしました。
就職採用枠拡大を要請する 県P連外城戸会長ら(8/4) |
鹿児島労働局で就職支援の要請書を渡す 外城戸会長(8/8) |